頭部の怪我の影響について。健康記事を均整法の視点から考えてみると…
脳震盪の影響で精神疾患に!?
3月26日の『資産形成ゴールドオンライン』に【子どもが頭を打った後の深刻すぎる影響】についての小児科医師の記事が掲載されていました。
その中で、脳震盪を起こしたことのある子供たちは、そうでない子供たちに比べて自傷行為や精神科入院、自殺等の確率が約1.5倍と、あらゆるメンタルの問題を抱える確率が上がってしまうそうです。頭をぶつけた後、意識が戻るのに時間がかかったり、目や耳から体液や血が出ていたり、シビレが出るなどの異常があれば、すぐに救急車を呼ぶべきだと書かれていました。また、短期間に繰り返し脳外傷を受けると重篤な結果(セカンドインパクト症候群)になることが分かっているそうで、アメリカのサッカー協会では10歳以下のヘディングを禁止しているそうです。
頭頚部への衝撃は、受けた角度によって影響を受ける脊椎の骨が変わります
身体均整法では、背骨のそれぞれが、前屈後屈動作の中心になる椎骨、左右側屈動作の中心になる椎骨、回旋動作の中心になる椎骨等に分類されています。前後動作は頸椎4番、左右動作は頸椎1番と5番、回旋動作は頸椎2番と6番といった感じです。また、交通事故等で頭部に衝撃が加わると、衝撃を受けた方向によってその関連椎骨に負担が掛かって歪みや緊張の原因になるといわれています。正面から衝撃を受けると頸椎4番、真横からだと頸椎1番や5番、斜めからだと頸椎2番や6番…といった感じです。
頭をぶつけた時も首に衝撃が?
以前のブログで、首の手術がうつ病のきっかけになった事例や、交通事故の後の身体に残る歪みや緊張等について書かせていただきましたが、脳震盪もこれらの事例と同じように身体に影響が残ることも考えられます。
脳震盪自体のダメージも大きいと思いますが、頭部へのダメージが少なく済んだとしても、首に歪みや緊張等の異常が残ってしまうと、その後に頭部への循環が阻害され、メンタルの問題へと繋がってしまうことも考えられます。
頭をぶつけた時は、油断せずに医療機関等に相談しましょう
記事内には、意識がなかなか戻らなかったり、目や耳から出血したり、身体機能に異常がみられるなどの症状があれば、すぐに救急車を呼ぶべきであるという、イギリスの国民保健サービスの方針が紹介され、そうではない場合でも、子供が頭をぶつけたら一度は医療機関できちんと診てもらうことが勧められています。
合わせて、医療機関では診断できない程度の歪みや緊張、自律神経のチェックを身体均整院でするのもお勧めしたいと思います。頭部の衝撃によって、首の歪みや緊張が出ているかもしれませんし、以前ブログで紹介した交通事故の事例の様に、自律神経に緊張が残ることも考えられます。
いずれにしても、頭を打った後は慎重な判断をするようにしましょう。
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