季節の変わり目にはギックリ腰に要注意！【施術日記】

ギックリ腰になりそうな腰痛でご来院いただいたTさん

先日、久しぶりにご来店いただいたTさん。 ここ数日腰の調子が悪く、ギックリ腰になりそうな感じで腰が痛いとのこと。以前にもギックリ腰を何度か経験していたそうですが、お身体の状態を確認せていただくと、腰周りを中心に緊張が強く、全体的に歪みも大きい状態でした。

春はギックリ腰になりやすい時期なんです

Tさんのお話しと、お身体の状況、最近の気候を総合的に考えると、自律神経の乱れ、疲労からくる腰痛と考えられました。

実は、この３月、４月は自律神経の乱れ、疲労からくるギックリ腰が起きやすい季節なんです。

交感神経と副交感神経の自律神経のバランスは、季節によって変わり、気温が低い冬場は交感神経が優位に、逆に気温が高い夏場は副交感神経が優位になることが分かっているそうです。

気温が低い冬から気温の高い夏への移行する時期である春は、この自律神経の切り替わりの時期でもあります。

ただでさえ自律神経の切り替わりで負担のかかるこの時期。日々ゆっくりと気温が上がってくれればいいのですが、ここ数年は３月から気温が急上昇する日がある印象です。

さらに、日ごとの寒暖差だけではなく、1日の中での寒暖差が大きいのも自律神経に負担が掛かる一因に。中には1日の寒暖差が１５℃以上ある日も…。

これだけ寒暖差が大きい時期は、自律神経の乱れや疲れが出やすい時期といえるでしょう。

怪我の影響でも自律神経に緊張が！

先日のブログでは、交通事故の影響で交感神経の緊張が目立っていたKさんの事例を紹介しましたが、尻もちや背中の強打等をすると、たとえそれが骨折等の怪我にならなくても、交感神経の緊張が残ることがあります。

Tさんも幼少期に鉄棒から落ちて背中を強打したことがあると仰っていました。このことも、寒暖差に加えて、自律神経の乱れが出やすい一因になっていると思われます。

交感神経の調整でギックリ腰を改善！

これらのことから、自律神経、特に昂り緊張しすぎた交感神経を緩める手技を中心に施術を進めていきました。施術を進めるうちに、腰周りの可動域も増していき、最後に確認すると、来店時にはほとんど出来なかった前屈、後屈、しゃがむ動作がかなりスムーズにできる様になり、Tさんに喜んでいただけました。

自律神経の負担の大きいこの時期、疲れが溜まり過ぎない様に生活に気を付けつつ、溜まってしまった疲れは均整法で解消していきましょう！

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当店の施術では、不調等の問題解決を目指しながら、不調が起こりにくい状態に導いていきます。

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